歯科における漢方の保険医療は平成26年度から始まったようです。
お恥ずかしい話ではありますが、私は数年前まで漢方はサプリメントのようなイメージで体に優しいが効果はあまりないのではないか?と考えていました。

日頃論文を気になった項目で調べる事が日課の私ですが。数年前に家族が風邪になり医師から漢方薬が処方されました。記憶をたどると、私も数年前に受診した時に処方をされていた事に気が付きました。
歯科で漢方薬を処方をしているドクターは知人を含め私の知る限りではいませんでした。

医科では良く処方をされていることを知り調べてみるとエビデンスが少なくないことを知り、歯科でも保険で処方が可能であることを知りました。

正確とは言えませんが、西洋医学が主流である現在の薬は主要な薬効成分を1つ含みターゲットをピンポイントに改善する治療方法です。
例えるならば痛みがあるならば痛みの物質を抑える。

一方漢方薬は様々な薬効成分の合剤でありピンポイントではありません。
例えるならば、痛みがあるのであればその痛みの原因となっている体の不調等を整える。

このような治療です。

西洋医学も漢方薬もどちらも万能では無く、得意な疾患と不得意な疾患があるようです。

また、漢方薬は自然由来の物ではありますが薬効成分を含むため体に優しい全く副作用が無いと言うのは間違いです。
薬も同じですがやはり個人個人で合う合わないはあります。
不調が出た場合には中止されることもあります。

当院では以下の症状に処方をして改善がみられています。

口が渇く
顎がいたい
歯がしみる
顎の筋肉がいたい
口内炎
歯が咬むと痛い(虫歯を除く)

これらは保険処方の対象です。

慢性的に引き起こされる不調と漢方薬は相性が良いようです。

上記のお悩みを抱えている方は一度受診されてみて下さい。